ファッション男子の孤独な買い物

冬は部屋着でオシャレがしたくなる季節。たまにはパジャマにこだわってみようかな、とネットで試しに検索。そして見つけたジェラードピケのモコモコパジャマ。かわいい・・・男の俺から見てもかわいい・・・しかもメンズラインがあるではないか!これは買うしかないといきり立ち、販売店舗を調べたところ、近くの某百貨店の3階にメンズラインの取扱店を発見。さっそくオシャレ着購入用の服装に着替え、家を出発した。歩くこと10分、期待に胸を高鳴らせ百貨店にとうちゃーく。あとはエスカレーターで3階まであがるだけだあああ!
だがしかし、3階のフロア案内を一目見て俺は驚愕したのであった。
「レディース・婦人服フロア」
ん?レディース?メンズラインはどこへ行った?いや、しかしネットでちゃんと調べたから店はあるはず。とりあえずフロアマップを確認。うん、あるねえ、ジェラードピケ。でもこのフロア、レディース向けだよなあ。まさか、レディースフロアの中にメンズライン置いてたりしないよね?でも、これでもし置いてたら損だし、とりあえず行ってみっか。
そして到着、ジェラードピケ。いるのはもちろん、女性!女性!女性!客も店員も女性!もうすでに帰りたい。でも一応、聞いとくだけ聞いておこう。
俺「あのー、すいません。ここに男性用のパジャマって置いてたりしますか?」
女性店員「はい!こちらに置いてますよ!」
オワッツ、アンビリバボー。ほんとにおいてるんかい。実を言うと、置いてないと言われてすぐに帰る未来を期待してたんだ。レディースフロアにいる男ってすごい眼で見られるからね?
女性店員「このパジャマ、とってもかわいいですよね?ふわふわでもこもこできゅーってなっちゃいます」
俺「あー、そうですよねー、えー、かわいいですよねー(女性定員のハイテンションに気圧される構図)」
2分後、フロアの空気に耐えかねた俺は、手ぶらで百貨店を後にしたのであった。